紫明通りの鳳舞(ホウマイ)。
昔からある、地元の人に愛されている中華料理のお店。
立派な門構えの向こうには日本庭園が。
店内は天井が高い。
横浜中華街のようなきらびやかな感じはなく、
簡素で白けた異国情緒が漂う。
愛想が無いと評判の店のお母さん達が、
ここが京都であることを思い出させてくれる。
名物のシュウマイは売り切れていて食べられなかったけれど、
汁そばや、唐揚げ、雲呑(ワンタン)、炒め物、なかなか美味しかった。
調度品はレトロで、床にはこんな素敵なタイルも。
『今日は外で食べよ。ほな、鳳舞行こか。』 と連れ立つ人々。
そういう家族や恋人、友人達の会話が塵になって沈んでる。
この雰囲気はクセになりそう。